子供が出来ないのは妻に原因があるって本当ですか?
子供が出来ないのは妻に原因がある?
不妊症に悩む女性を精神的に苦しめ追い込む事の一つが「子供が出来ないのは妻に原因がある」って言う固定概念です。
実際には、「子供が出来ないのは妻の体質に問題があり、妻に原因がある」と言う事は、全く間違いであり、本当の不妊の原因は、妻と夫の両方にあるわけですが、現在でも「子供が出来ないのは妻に原因がある」と言うように思い込んでいる方は多いです。
それは、長い間子供は妻が産み、育てるものだという古い時代からの言い伝えがあるからです。
しかし、その固定概念が不妊症の女性を追い込んでいる大きな原因となっています。
それは、精神的に追い込まれると、ストレスなどによりホルモンバランスが崩れるため益々不妊症が進行するからです。
夫の理解がとても大切です。
このような固定概念を取り払い、妻を精神的苦痛から開放して上げることが、妊娠するためにはとても重要です。
その為に必要な事は、夫の理解です。
現在は不妊原因の4割以上が男性側にあると言われていて、男性不妊症も取り上げられる事が多くなって来ましたが、それでも不妊症というと、女性の問題と思っている人が多いです。それは、不妊原因の種類が、男性と比べれば女性が多い為です。
然し種類は多くても、原因数で見れば、男性側に4割以上あるので、男女差は殆どないと言えます。
このような事を夫が理解して、妻をフォローして上げることが、妻を精神的苦痛から救う近道です。
また、妻は子供が出来ないと言うことに対して、夫の親兄弟に対して負い目を感じがちです。更に夫の両親や兄弟が「子供が出来ないのは妻に原因がある」と思い込んでいると、妻は益々肩身が狭くなり、精神的につらい思いをしてしまいます。
でも、妻から、子供が出来ないのは私だけの責任ではありませんと夫の両親や兄弟に対しては言えない場合が多いと思います。
このような状況から妻を救うのも夫の役目です。
「子供が出来ないのは妻に原因がある」と言うのは固定概念で、不妊症の原因は約半数は男性にあり、多くの場合、男女両方に原因がある場合が多いと言う事や、子供が出来ないと言う悩みがストレスとなり、益々妊娠から遠ざけてしまうと言う事を夫が理解して、妻を精神的なプレッシャーから救ってあげる事が、不妊症の予防と解消には必要不可欠す。